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じっくり漫画紹介

古い作品はネタバレしているものもあります、ご了承ください。

「サラリーマンの妻に就職しました」現代社会における契約結婚を描いた『逃げるは恥だが役に立つ』(海野つなみ)

仕事がうまくいかない、就職先が決まらない。そんな時、女性なら一瞬でも「結婚に逃げ込みたい…」と考える人も多いのではないだろうか。結婚が決まって「永久就職おめでとう」なんてのは一昔前の一般職の女性がよく...[続きを読む]

バブルが生み出したウルトラ級のタカビー女・白鳥麗子の純愛 『白鳥麗子でございます!』(鈴木由美子)

腰に手を当てて、斜め45度上を向いて声高らかに「おーほほほほほほほほほほほ」 皆さん覚えていますか?これが、白鳥麗子の決めポーズです。さあご一緒に! バブ...[続きを読む]

こんなイチャラブコメを待っていた!ギャグもスケートも切れ味抜群、福島弁ほっこりラブ『銀盤騎士』(小川彌生)

小川彌生先生はまたやってくれました。「きみはペット」にハマってから十数年、最近ではここっぺに萌えすぎてもうたまりません!単行本が待ちきれなくて、とうとうKiss本誌にまで手を出してしまいました。 ...[続きを読む]

この残酷な世界を目をそらさずに読めるだろうか、堕ちた魂を描く『残酷な神が支配する』(萩尾望都)

現代少女マンガ界の偉大なる母と言われる、萩尾望都。 漫画家人生40年を超えた今でも新作を発表し続けるその存在はあまりにも偉大で、リアルタイムのファンはともかく若い人には大御所過ぎて実際の作品には触れ...[続きを読む]

ドラマティックなストーリーが読者を引きつけて離さない。記憶喪失前の自分は嫌われ者だった?『シックスハーフ』(池谷理香子)

どこまでも初めての風景で 心臓がドキドキする

目覚めたのは病院のベット。周りにいる人たちのことも自分のことも、彼女は何一つ覚えていなかった。 ...[続きを読む]

ユニークな上流階級の人達のおかしな日常を垣間見る「レディ・ギネヴィア」(名香智子)

仕事も恋愛もがんばりたい!嫌味な上司から助けてくれた同僚にドキドキ…そんな身近な話もいいけれど、せっかく漫画なんだからもっともっと知らない世界の話も読んでみたくない?例えば遠い異国の社交界の貴族様の生...[続きを読む]

恋のはじまりの高揚感が溢れ出る「きょうは会社休みます。」(藤村真理)

うひゃー。この漫画をなんといったらいいのか…大人女性漫画の皮を被った完全なる少女漫画いや乙女漫画だ。 この漫画の乙女度は昭和のそれから全く変わらない、とりたててとりえもない平凡で地味目の女の子が...[続きを読む]

幻想的な和風情緒の世界。恐怖とユーモアが絶妙なバランスで織り成す「百鬼夜行抄」(今市子)

女性というのは、案外オカルトや幽霊話が大好物なもので、一時期流行ったミステリー&ホラーの専門漫画雑誌は読者の大半が女性であったし、この手の話は少女漫画とは切っても切り離せないジャンルとして確立している...[続きを読む]

理想の学校、理想の恋、理想の友情、全てがつまった青春漫画の金字塔『天使なんかじゃない』(矢沢あい)

少女漫画誌も対象年齢に応じて大人の恋愛中心になってくるのですが、この年になると逆にピュアな話が読みたくなるんですよね。心が汚れてきているからか。 そんな枯れた心にぴったりな、純度100%・青春漫...[続きを読む]

目が覚めたところは天国か地獄か 傑作SFドラマ 『7SEEDS』(田村由美)

ストレスだらけの日常から離れて、非日常感をたっぷりと味わいたい時もある。そんな時に漫画は本当に便利なツール。家から出ることなく別世界へトリップ、退屈な週末がドラマチックに変わる瞬間。 そしてどう...[続きを読む]

おっさん好きのお母さんは、夏祭りの夜に450歳年上のお父さんと恋に落ちた 『町でうわさの天狗の子』(岩本ナオ) 

信仰が根付いている田舎のなんと魅力的なことか。人が自然を敬い、神様や妖怪が普通に会話にあがるようなジャパニーズ精神を刺激するような世界観。ああ、たまらない。 ただ田舎なだけじゃない、そこで...[続きを読む]

「”恋愛”漫画」ならぬ「”部活”漫画」 眩しいほどに青春だ 『青空エール』(河原和音)

同じ別マで連載中の「君に届け」を初めて読んだ時もそのピュアぶりに驚嘆したのですが、さらに輪をかけて「ザ・青春」を描いているのがこの「青空エール」。もうタイトルからしてやばいです。青い空と白球と応...[続きを読む]

「四神天地書」の世界で少女を待ち受けていたものは?大ヒット古代冒険ファンタジー『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇)

今や押しも押されぬベテラン作家・渡瀬悠宇の初の長編大作にして、出世作でもある「ふしぎ遊戯」。 ギャグとシリアスのバランスが非常に上手い作家で、前作の「思春期未満お断り...[続きを読む]

250万乙女の聖書(バイブル)日本中の乙女たちが夢中になった『星の瞳のシルエット』(柊あおい) 

「星の瞳のシルエット」は、乙女の願望とロマンチシズムを詰め込んだ古き良きロマンチック作品であり、当時りぼん誌上にて「250万乙女の聖書」というキャッチフレーズがつけられ、「ときめきトゥナイト」と...[続きを読む]

りぼんを支え続けた金字塔。魔界から来たモンスター少女の傑作ラブコメ『ときめきトゥナイト』(池野恋)

「ときめきトゥナイト」は80~90年代のりぼんを支えていた長寿作品で、りぼん&集英社の全盛期を象徴する作品。第一部~第三部と全30巻にも渡って連載が続き、主人公江藤一家の成長を見守るアットホームな恋愛...[続きを読む]

人の魂を食らう美しい鬼の、哀しくも美しいラブサスペンス『蒼の封印』(篠原千絵)

少女漫画のサスペンス分野にて活躍し続ける、篠原千絵。彼女の作品はどれも現実離れしているのに感情移入がしやすく、特にストーリーのセンスと人間ドラマには定評があります。あとちょっとエロい。 今回紹...[続きを読む]

5つ子のスーパーアイドルとその姉が繰り広げる、完全無欠のホームコメディ『はじめちゃんが一番!』(渡辺多恵子)

「はじめちゃんが一番!」はアイドルとなった5つ子とその付き人となった姉はじめの、芸能界を舞台としたホームコメディだ。 作者の渡辺多恵子がジャ○-ズの○GENJIが大好きで描き上げたというという...[続きを読む]

元りぼんのベテラン谷川史子が、大人の女性に贈るオムニバス『おひとり様物語』(谷川史子)

りぼんっこならお馴染みの谷川史子先生。 りぼん本誌初掲載「きみのこと好きなんだ」をはじめ、「各駅停車」「くじら日和」「きもち満月」「君と僕の街で」と短編中編なんでもござれ、たくさんの作品を世に...[続きを読む]

エンターテナー清水玲子の壮大な世界観、語り継がれる御伽草紙ファンタジー 『輝夜姫 (清水玲子)』

週刊連載で破竹の勢いで進んでいく少年漫画や永遠に連載するんじゃないかと思われる作品もある青年漫画などと違って、少女漫画での長期連載というのは割合的に少ない。少女漫画というのは少女の感情描写や恋愛の機微...[続きを読む]

16歳下の少年との恋を描いたドラマチックな恋愛に目が離せない 『砂の城』(一条ゆかり)  

一条ゆかり先生と言えばドロドロした女の情念が大好物な少女漫画界の大御所、「砂の城」は昼メロでドラマ化もされた作者の80年代の代表作。 圧倒的にドラマチックで息もつかせぬ展開。シリアスで読み応えの...[続きを読む]

作者は通称「少女漫画界に咲くドクダミの花」『こいつら100%伝説』(岡田あーみん) 

独特のエキセントリックなセンスと流血画像、溢れる狂気ギャグで、当時の恋だ愛だにときめいている乙女の一部にコアなファンを獲得した岡田あーみん先生。そのカリスマぶりから男性ファンも多い。 ...[続きを読む]

読者に向けた優しさにあふれた大ヒット魔法少女漫画 『姫ちゃんのリボン』(水沢めぐみ)

「姫ちゃんのリボン」は、女の子が大好きな魔法少女をヒロインにした、作者・水沢めぐみの代表作。少女のあこがれの世界が出だしからふんだんにつまっている本作は、今でも根強い固定ファンを持っています。 ...[続きを読む]

君に届け!この想い!ピュア度100%の大ヒット少女漫画『君に届け』(椎名軽穂) 

累計発行部数1100万部を突破し、近年では「NANA」に続く圧倒的な大ヒット作品となった「君に届け」。 今時珍しい性欲の匂いが全くしないピュアストーリー。思春期なんてはるか彼方に置いてきた...[続きを読む]