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2000年代の少女漫画

こんな少女漫画がありました

長らく少女漫画3大誌の発行部数1位だったりぼんは90年代後半からだんだんと陰りをみせて来はじめ、2003年頃にとうとうちゃおが発行部数1位となる。今の若い女性は、ちゃおを読んで育ってきた人も多いだろう。
2000年代のちゃおは一貫して小・中学生にターゲットを絞り、目が大きく体は小さいヒロインが元気にがんばる話が多い。
また、少女漫画雑誌が年齢層によって増えたこともあり、ちゃお・りぼん・なかよしは低年齢向けの雑誌となっていく。

ミルモでポン!

ミルモでポン! (1) (ちゃおフラワーコミックス)

ビューティー・ポップ

ビューティーポップ (1) (ちゃおコミックス)

極上!!めちゃモテ委員長

極上!!めちゃモテ委員長 (1) (ちゃおコミックス)

チャームエンジェル

チャームエンジェル 1 (ちゃおコミックス)

きらりん☆レボリューション

きらりん☆レボリューション (1) (ちゃおコミックス)

大人向けの少女漫画では、2000年初期は「ハチミツとクローバー」「のだめカンタービレ」が性別世代を超えて大ヒット。映像化もされ、漫画読み以外でも認知度が高い。
2010年にヒットした「ちはやふる」は、「かるた」を題材に幼馴染3人の恋の行方を描いている。が、恋愛漫画と言うよりはスポ根漫画に近い。(70年代のそれとはまた違うが)
近年では癖の強い作家たちが第一線で活躍している。シンママの自らの体験をエッセイにした「ママはテンパリスト」やオタク女子の姿を赤裸々に描いた「海月姫」などテンションが高いギャグセンスを持つ東村アキコ、デビュー20周年を迎えながら「失恋ショコラティエ」「脳内ポイズンベリー」「黒薔薇アリス」と作品を出す度に現代女性に絶大な支持を受けている水城せとな、同じく20年以上活躍し2010年に「娚の一生」をヒットさせた西炯子など、どの作家も読者を選びそうな作風であるにもかかわらず、多くの人に評価を得ている作家たちである。

ハチミツとクローバー

のだめカンタービレ

のだめカンタービレ(1)

ちはやふる

海月姫

黒薔薇アリス

娚の一生

2000年初めのマーガレットでは、背の高い女の子と背の低い男の子のラブコメディ「ラブ★コン」(中原アヤ)が大人気、後に映画化される。
そして、2009年に別マで連載が開始され、じわじわと人気を伸ばし、「NANA」に続く爆発的ヒットとなったのが「君に届け」(椎名軽穂)。内気で大人しく人から誤解を受けがちな少女、爽子。貞子と呼ばれ学校中に避けられている彼女が、学校一人気者の風早くんに恋をした。今時珍しいピュアストーリーを逆手にとり、2000年代を代表する少女漫画となった。
「先生!」に続きヒットした河原和音の「高校デビュー」は、一途で元気なヒロインが共感を呼び、これも映画化が決定。
同じく河原和音が原作、アルコが絵を書いた「俺物語!」はいかつい男子高校生の純愛物語で、2013年の今一番勢いのある少女漫画だろう。

ラブ★コン

ラブ・コン 1 (マーガレットコミックス (3487))

君に届け

君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))

高校デビュー

高校デビュー 1 (マーガレットコミックス (3728))

ストロボ・エッジ

アオハライド

俺物語!

白泉社では、葉鳥ビスコの「桜蘭高校ホスト部」が、魅力あるキャラクター達と溢れんばかりのテンポのいいギャグで金持ち高校の非日常を描き、大人気の長期連載となった。
「乙男-オトメン-」(菅野文)では、一見雄々しい主人公が、実は男のくせにお菓子作りや手芸が大好き、というまさに「草食男子」に代表される現代の新しいヒーロー像を面白おかしく描いている。また、2002年から連載が始まった「学園アリス」(樋口橘)は、白泉社お得意の、学園+ファンタジーものだ。こちらも長期の人気作品である。

桜蘭高校ホスト部

オトメン(乙男)

オトメン(乙男) 1 (花とゆめCOMICS)

学園アリス

学園アリス (1) (花とゆめCOMICS (2469))

神様はじめました

神様はじめました 1 (花とゆめCOMICS)

2003年に連載が始まった「砂時計」(芦原妃名子)は、現代風の作風が多い今日、子供時代から大人になるまでの恋愛をじっくりと描き、素朴ながらもしっかりとした話でNHKの朝ドラのような空気を感じさせる。(実際昼メロでドラマ化された)
逆にジョージ朝倉の「溺れるナイフ」は、東京から田舎へやってきた少女が異質な存在感を放つ少年と出会うところから始まり、少女と少年のリピドーが溢れる激しい作品だ。
また、「僕等がいた」(小畑友紀)は、表紙のかわいい絵柄に騙されがちだが、ストーリーは重く、恋人と死別した人を好きになってしまう切なさを描いた純愛漫画である。

砂時計

砂時計 (1) (Betsucomiフラワーコミックス)

溺れるナイフ

溺れるナイフ(1) (講談社コミックスフレンド B)

僕等がいた

僕等がいた 1 (フラワーコミックス)

携帯小説の流行と並行してか、少女漫画でも「僕の初恋を君に捧ぐ」のような悲しい運命の話(20歳までしか生きられない病気の少年との恋)が、若い世代を中心に爆発的な人気となった。血のつながった双子が愛し合う「僕は妹に恋をする」のような際どい作品も多い。

僕の初恋を君に捧ぐ

僕の初恋をキミに捧ぐ 1 (フラワーコミックス)

僕は妹に恋をする

僕は妹に恋をする 1―この恋はひみつ。 (フラワーコミックス)

2000年代は「ホタルノヒカリ」「絶対彼氏。」「メイちゃんの執事」「花ざかりの君たちへ」(漫画は90年代)とまだまだ例はあるが、怒涛の少女漫画ドラマラッシュだった。少女漫画に限らず漫画原作ドラマが爆発的に増えたのだが、今までは槙村さとるに代表されるオフィスものが多かったのに対し、「花より男子」のような高校生モノも多数ドラマ化された。
映像化の波は映画も同様で「NANA」「君に届け」「ハチミツとクローバー」「天然コケッコー」「僕らがいた」「僕の初恋をキミに捧ぐ」と有名俳優・女優が起用され、大ヒットした作品も多い。

ホタルノヒカリ

ホタル ノ ヒカリ(1) (講談社コミックスKiss (529巻))

絶対彼氏。

絶対彼氏。―フィギュアなDARLING (01) (少コミフラワーコミックス)

メイちゃんの執事

メイちゃんの執事 1 (マーガレットコミックス)

花ざかりの君たちへ

花ざかりの君たちへ (1) (花とゆめCOMICS)

一風異彩を放つのが、「ダ・ヴィンチ」で連載されていた「舞姫 テレプシコーラ」。バレエマンガ第一人者の山岸涼子が再びクラシックバレエの世界を描いた。スポ根全盛だった昔と違い、現代的に論理的かつわかりやすいバレエの解説がされている。
バレエ教室の娘に生まれプリマを目指す姉妹を中心に、バレエに夢を見る少女達をひたすらシビアな視線で見つめている。

舞姫 テレプシコーラ

舞姫(テレプシコーラ) 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

2000年の初期は同じ学園ものでも、携帯小説に代表されるような、どことなくアンニュイで乾いた一匹狼ヒロインが多かった。その反動か後期では「君に届け」「俺物語!」といったいわゆるザ・純愛に注目が集まるようになる。
少女漫画の多様式化が進み、「ストロボエッジ」のようにガールミーツボーイのシンプルな作品もあることはあるが、様々なシチュエーション、職業、キャラクターが出てくるのが当たり前となり、少女漫画の枠は大きく広がったように思える。男性読者の大きな増加がそれを示しており、男が読んでも「面白い」と思わせようとする漫画が目立つようになってきた。逆を言うと女性だけをターゲットに絞った漫画が減ってきたのかもしれない。
それにしても「会長はメイド様!」「しゅごキャラ!」「きらりん☆レボリューション」等、漫画の内容はさておきタイトルが印象的すぎるのばかりなのも時代なのか。

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